ブラジル戦での違和感 森保監督と「欧州のスタンダード」は大きくかけ離れている
同じ独1部フランクフルトでプレーする鎌田大地の扱いについても納得がいかない。
指揮官はW杯アジア最終予選の4試合目から、3試合連続で鎌田をベンチ要員に格下げ。残り4試合は招集さえもしなかった。
それでも鎌田は腐らずに独1部で出色のプレーを披露し、欧州リーグ制覇の原動力となった。そんな選手を森保監督は一時期、戦力外として扱ったのである。
ブラジル戦の後半36分だった。指揮官はMF田中碧に代えて柴崎岳を投入した。そもそも柴崎は現チームに必要な選手なのか? リードされているブラジル戦の終盤に投入してどんなプレーを期待したのか? 森保監督の選手選考と選手起用に対しては、多くの疑問符を付けざるを得ない。