三笘薫ブライトンでの開幕戦は出番なし…左サイドでのレギュラー獲得は至難のワザ
欧州主要リーグが先週末に開幕したが、例年と比べると「日本代表の主軸選手の国をまたいだ移籍」が目立っている。
英プレミアから仏1部モナコに移ったFW南野拓実(27)、イタリアから独1部シャルケに移籍したDF吉田麻也(33)、ベルギーから仏1部ランスに引き抜かれたFW伊東純也(29)、同じくベルギーから英プレミア・ブライトンにステップアップしたMF三笘薫(25)、オランダから独1部フライブルクに移ったFW堂安律(24)──。
他国リーグへの移籍は、移籍先クラブに馴染んでレギュラーを勝ち取るという難行に加えて「新しい異国に順応する」という苦労も加わる。11月開幕のカタールW杯を控えている日本代表・森保一監督にすれば、「慣れない地でパフォーマンスを低下させないで……」と言いたくなるところだ。
最も気を揉んでいるのが、三笘の成否ではないか。三笘の新天地ブライトンの開幕戦(7日)は敵地での強豪マンチェスター・ユナイテッド戦。格下ブライトンが2-1のスコアで番狂わせを演じた。ベンチスタートの三笘に出番はなかった。