原英莉花“腰の爆弾”抑え込むのはもう限界…それでも手術に踏み切れないワケ
ツアー関係者が言う。
「原は来季、米女子ツアーで戦うため、今年はツアーテストを受けると公言したが、腰に爆弾を抱えた状態では4日間大会で長距離移動もある米女子ツアーに挑戦するのは厳しい。国内大会でも痛みを気にしながらでは思い切りのいいスイングができず、得意のドライバーも飛距離が伸びない。手術をして根本的に治せばいいということはわかっているのだが、手術をすればリハビリを経て、ツアー復帰まで6カ月以上かかるケースもある。原はそれが嫌で手術に踏み切れないのでしょう」
関係者が続ける。
「師匠のジャンボ(尾崎)も若い頃から腰痛持ちで、現役終盤は座骨神経痛に苦しんだ。手術をせずに電気や鍼などいろんな治療をしたがほとんど歩けなくなってしまった。そこで60歳を前に決断。06年12月、座骨神経痛と腰椎分離症を手術したが、周囲は『決断が遅すぎた』ともっぱらでした。原はまだ若く、時間はある。今後も腰を気にしながらプレーするより、数カ月戦列を離れても完全に治した方がいい。腹をくくるべきです」
師匠も背中を押せ。