全米女子OP日本勢の“本命”笹生優花Vへの条件 首位から7打差に10人、14人が予選通過!
こうなると球を止めやすい高弾道のフェードボールとアプローチの引き出しが多い笹生が俄然有利。しかし、この選手は突然ボギーを連発したり、大崩れすることが多々ある。19年の今大会に勝ってから一度も優勝がないのは、技術よりメンタルの問題とも言われている。
15年大会の最終日は大山が優勝争いを演じ、21年大会は笹生が畑岡とのプレーオフを制した。昨年は畑岡が単独首位で最終日をスタート。自滅して4位に終わったがファンの目をクギ付けにした。
今年は初日に世界ランキング1位のN・コルダが12番パー3で池に3度落として10打も叩く大波乱。それが響いてまさかの予選落ちとなった。
ダブルボギーは当たり前。何が起こるかわからない難コースに強い風が吹けば、大事なパット外して「プッツン」した者はすぐに脱落する。
パーを拾った選手と一緒に、ファンもテレビの前で「よっしゃ!」と右手の拳を握りしめる……見るものをワクワクさせてくれる最終日にしてほしいものだ。