目がくらむほどの日米ゴルフ「賞金格差」 米国女子ツアーでは“10億円プレーヤー”誕生に現実味
20日開幕のアース・モンダミンカップ(千葉・カメリアヒルズCC)は、国内女子ツアー最高の賞金総額で3億円。優勝賞金は5400万円を誇るビッグな大会だ。昨季は通算13アンダーで並んだ申ジエ(36)がプレーオフで岩井明愛(21)を破り国内ツアー30勝目を挙げたが、賞金だって世界最高峰の米国のツアーにはやっぱり勝てない。
こちらも20日に開幕する全米女子プロ選手権(ワシントン州サハリーCC)の賞金総額は1000万ドル(1ドル157円換算で約15億7000万円)。優勝は150万ドル(約2億3550万円)で、国内最高額の4倍以上だ。今年は史上最多の12人の日本勢が参戦する。
笹生優花(22)が先日優勝した全米女子オープンはさらに上だ。賞金総額1200万ドル(約18億8400万円)。笹生の賞金は昨年の2割増しで2400万ドル。日本円で、実に約3億7680万円もの大金を手にし、2位の渋野日向子(25)でも約2億円を超え、9位の竹田麗央(21)が約4266万円だった。
国内のナショナルオープン(日本女子オープン)は、賞金総額1億5000万円。優勝賞金は3000万円(予定)。比較するのがバカバカしくなってくるが、さらに驚くのは米女子ツアーの最終戦だ。