松山英樹が狙うは2度目のメジャーVより「パリ五輪金」か…18日開幕の全英OPとは相性微妙

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 今年は「らしい」戦いが見られそうだ。

 18日に開幕する全英オープンは近年、リンクス特有の強い風や天候の急変が少なく、直近3年の優勝スコアは13アンダー、20アンダー、15アンダーとバーディー合戦になっている。しかし、今年の会場は、全英開催コースの中で最も海に近いロイヤルトゥルーンGC(スコットランド=7385ヤード・パー71)。前回開催の2016年大会の優勝スコアは20アンダーに届いたものの、今週は開幕前には雨が降り、強い風も吹き、荒れる大会が予想される。

 日本からは松山英樹(32)、中島啓太(24)、久常涼(21)、川村昌弘(31)、岩崎亜久竜(26)、星野陸也(28)、木下稜介(33)、桂川有人(25)の8人が参戦する。

 前週は隣国のフランスで古江彩佳(24)がエビアン選手権で優勝。6月の全米女子オープンの笹生優花(23)に続き、メジャーを制した。当然、男子にも期待がかかり、エース松山も2度目のメジャータイトルを意識していることだろう。

 だが、松山にとって全英は他のメジャーに比べて相性が悪い。マスターズは21年に優勝しているし、全米オープンは17年に2位に入り、4度のべスト10入り。全米プロも17年に惜敗しての4位、翌年も5位だった。

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