ロッテ澤村拓一が“西武のヒーロー”に…同点七回「独り相撲」で自爆、痛恨2敗目を喫す

公開日: 更新日:

 ロッテ澤村拓一といえば、150キロ超のストレートと落差の大きいフォークが武器。球威ある速球がコーナーにビシビシ決まれば、打者はお手上げだ。

 ただし、コントロールに難があり、ストライクがなかなか入らない。何しろ32回に登板して20与四死球。自らの四球で塁を賑わせては、打たれたり抑えたり周囲をヒヤヒヤさせることから「澤村劇場」などと揶揄される。昨13日の西武戦はまさに、そんな様相だった。

 4‐4と同点の七回に3番手で登板。この回の先頭打者を空振り三振に仕留めるも、続く打者に死球。2死後、2者連続四球で満塁にし、外崎に勝ち越しの中前2点適時打。なおも一、三塁から岸に左翼へ適時打を打たれ、この回計3失点。味方打線が九回に2点を返したものの、反撃はここまで。ロッテはここまで16勝1敗とカモにしていた西武に、今季2敗目を喫した。

 ロッテ相手に2勝目を挙げた”ヒーロー”は、さしづめ「独り相撲」を取った澤村かーー。

  ◇  ◇  ◇

 そんな澤村は昨季、可逆性脳血管攣縮症候群にかかった。これはいったいどんな病気なのか。症状や原因は何か。治る病なのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動