男子フィギュア「表現力とスケーティング」の鍵山優真が「4回転の神」マリニンを凌駕する条件
「ジュニア時代の鍵山選手はダブルアクセルをマスターするのに時間がかかっていたんですが、お父さんはそんなに焦らなくていいという方針で、スケーティングの基礎を重視されていた。鍵山コーチいわく、『ジャンプはスピンの延長。空中でスピンをするのと同じ』。ジャンプばかりを練習していちいちプログラムを止めるのではなく、流れを大事にしていました。よく『あとは企業秘密だよ』と冗談半分でおっしゃられていましたが、ジャンプを跳ばせるのがすごく上手でした。マリニン選手の場合は小さいときからハーネスを付けて跳びまくって感覚を体に覚えさせる練習方法。習得は早くなりますが、足首への負担は大きくなる。今後の競技生活を考えれば、鍵山選手の方が長く第一線で活躍できるかもしれません」
2026年ミラノ五輪でマリニンにリベンジを果たしたい。
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