毎朝ジャンプ、牛乳1本ぐびっ 剛力彩芽の“下積み時代”
――気持ちを一新させた彼女は以後、一気にスターダムにのし上がった。
「私はおかげさまでいろいろなチャンスをいただけました。そのチャンスを逃したくない気持ちは常に持っています。これまで散々、失敗してきましたからね(笑い)。13年に歌手としてCDを出せたこともそう。最初は不安でした。でも、やってみなければその難しさ、楽しさはわからない。だから自分から一歩踏み出そうと。失敗してもくじけないし、諦めない。自分がマイナス思考になってしまうと、周囲にも連鎖してしまうので。ちょっと疲れていても、笑顔だけは忘れないように心がけています」
■“アツい”オジサン理想像なんです
――そんな彼女は今の日本のオジサン世代をどう見ているのか。
「厳しい時代を乗り切ってきたからでしょうか、私の世代よりかな
り“アツい”と思います。剛力家の父、母もそんな感じで、すぐに私や姉を巻き込み、ささいなことで議論を始めてしまう(笑い)。でも、私はその方がいいと思う。夢がなくて何となく日々を過ごすより、目標を持ってそこにぶつかっていく方が絶対にいい結果が出るはずですから。私の父も普通の会社員ですが、そんな感じ。そういう人が私は大好きだし、理想の男性像ですね」