藤川阪神のリリーフ酷使に賛否…「連投数に制限なし」宣言で救援陣3人が70試合超ペースのフル稼働
「連投に制限は設けていないので」
阪神の藤川球児監督(44)は、巨人に3タテを食らわした6日の試合後にこう言った。
中継ぎの石井大智(27)が1-0で迎えた六回から登板して今季初の3連投。3月29日の広島戦ではイニングまたぎで2イニングを投げており、開幕早々からフル回転している。
この石井に加え、救援陣では岩崎、及川の3人がリーグトップの5試合に登板。シーズン70試合以上のペースで投げまくっている。ドラフト1位新人の伊原(NTT西日本)もすでに、2度のイニングまたぎを経験。藤川監督が「ブルペン陣はチームの心臓」と言うように、救援投手の奮闘が5勝3敗1分けで首位に立つ原動力になっているのは確かだ。
「藤川監督は現役時代に、中継ぎ、抑えとして活躍し、10連投も経験した。リリーフ投手の起用法には一家言あるのでしょう。チーム内では、開幕早々に3連投とイニングまたぎが解禁されただけに、『4連投、5連投はもちろん、まさかの10連投まであるかもしれない』と本気で戦々恐々とする向きもいます」(放送関係者)