「全身がん」の樹木希林はゆるキャラ顔負けの“超自然体”

公開日: 更新日:

■座右の銘は「行き当たりばったり」

 樹木は事務所に所属せず、11年に夫の内田裕也(74)が強要未遂などの容疑で逮捕されたときは、自宅に詰めかけた報道陣を居間に上げて会見を開くなど独特なスタイルを貫いている。しかも、ベテラン女優らしからぬ庶民的な一面も。

 今年1月、内田とハワイで会ったことについて聞かれると、「パック(旅行)は2人じゃないと安くならないので、友達のおばあちゃんと行って会いました」。

 座右の銘は「行き当たりばったり」。何事にも柔軟に対応できるからだという。超自然体の大女優は病を乗り越え、ゆるキャラ顔負けの“ゆるさ”に磨きがかかってきた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド