本紙で連載も 元TBSアナウンサー山本文郎さんが死去

公開日: 更新日:

“ブンさん”の愛称で全国的に人気だった元TBSアナウンサーの山本文郎さんが26日、肺胞出血のため死去した。79歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族で行う。喪主は妻由美子さん。

 関係者によれば、山本さんは最近まで元気に仕事をしていたが、21日深夜、背中や胸に痛みを訴え、千葉県内の病院に入院。吐血などの症状はあったものの意識はしっかりしていて「俺はもう帰るよ」と明るく話していたが、25日の夜に容体が急変したという。

 山本さんは早大第一文学部を経て、1957年にラジオ東京(現TBS)にアナウンサーとして入社。94年に退社後はフリーで活躍した。

 2008年、31歳下の由美子夫人との再婚が話題に。山本さんは当時、「70過ぎていきなり、小学生、中学生の父親ですからね。この子たちをちゃんと育てるために、これまで以上に仕事を頑張ります(笑い)」と元気いっぱいに語っていた。

 日刊ゲンダイでは「文さんのTVワールド」(06年4~7月)などを連載。昨年5月の「もう一度見たいあの1本」のコーナーにも登場した。

 山本さんが死去したのは26日の午前2時6分。遺族は「やっぱり『6』(TBSのチャンネル)が絡んでいました。TBSを愛していたんでしょうね」と話した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    (34)「一生に一度、1億円稼ぐには?」と渥美清さんに聞いたら「バカだね」と説教された会員限定記事

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    原英莉花は米ツアー最終予選会に臨めるか…イケメンキャディーとの破局がプレーに影響も

  4. 4

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  5. 5

    石丸伸二さんについて、あたしの頭の整理がついたので、述べさせてもらう。

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 7

    宮田笙子の喫煙を以前から把握か?体操協会に向けられる疑惑の目…“過去にも厳重注意”の証言

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 10

    嵐"25周年ライブ"めぐる日テレvsTBSの攻防…二宮和也「うん…やるんじゃない」がキッカケに