下馬評は仲間優勢だが…「紅白」司会めぐる吉高との一騎打ち

公開日: 更新日:

■吉高の不思議ちゃんキャラに高まる期待

「NHKにとって安心できるのは仲間さん。過去に4度も司会をやっているし、紅白のルールや段取りを把握している。しかし、今年のNHKの顔という意味では『花子とアン』が大ヒットしている吉高由里子に軍配があがる。とはいえ、吉高さんはまったくの未経験者。ドラマの主役は吉高さんだけど、普段のキャラクターから想像すると、何をしでかすか分からない。『想定外』が許されない紅白にとっては、リスクが高いかもしれません。去年、綾瀬はるかさんでハラハラさせられたので、今年は安定感のある仲間さんにするんじゃないでしょうか。吉高さんは、去年でいう『あまちゃん』の能年さん的ポジションに置いて、特別企画の中で仲間さんと絡むかもしれません」(芸能リポーターの川内天子氏)

 今のところ“安定と実績”の仲間が一歩リードか。しかし「去年は綾瀬はるかの天然ぶりが話題になったので、今年は吉高由里子の不思議ちゃんキャラで予測不能なおもしろい紅白にして盛り上げてほしい」(マスコミ関係者)という声も。今年1月の会見で「年末に紅白歌合戦の司会に抜擢されたら?」という質問に、吉高は「私が司会をやったら、とんでもないことになりそう。そのときは仲間さんと一緒にやらせていただきたい」と共演を希望し、仲間は「ご指名があれば、頑張って(吉高さんの)サポートをさせていただきたい」と話していた。

 年末に向けた仲間と吉高の一騎打ち。甲乙つけがたい2人だが、予定調和の仲間より、ハラハラドキドキの吉高の方が盛り上がりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」