入社早々渡米 元楽天・斎藤隆「吉本興業」でのワークスタイル
ゆくゆくはGMか。18日、少年野球教室に参加した元楽天の斎藤隆(45)。今季限りで現役を引退した斎藤はイベント終了後、アメリカ大リーグのサンディエゴ・パドレスに“フロント入り”することを発表。
「コーチとしてではなくフロントオフィス、球団の中で勉強させていただくことになりました。時代の流れの中で、どういう変化があっても必要とされる人間であるため、このタイミングで行くことが重要だった」と話し、「サンディエゴをベースに動くつもり。今月末にさっそくウインターリーグに行かせてもらいます」とアメリカを拠点に活動していくことを明かした。
引退後に吉本興業へ契約社員として入社したばかり。新人でさっそく“海外出張”とは、なかなかのやり手。この日、共にイベントに参加していた石井一久(42)も吉本の契約社員。石井はバラエティー番組にも頻繁に出演し、タレントとしての顔も持つが、斎藤は少し「待遇」が違うようで……。
「斎藤さんの場合は、吉本から“留学”するような形。パドレスでの仕事がオフの期間は日本で『ふるさとアスリート』の活動や野球教室に参加することはありますが、バラエティーの仕事はほとんどないと思います」(吉本興業関係者)
自らを「出稼ぎタレント」と呼ぶ野沢直子(52)のように、よしもと社員として仕事をするのは日本滞在中だけ。斎藤のバラエティー出演はしばらくお預けとなりそうだ。