リバプール「三笘薫獲得」に現実味…5年ぶりプレミアVで遠藤航は「放出リスト」入りも
日本代表MFの遠藤航(32)が所属するリバプールが、世界最高峰と言われる英プレミアリーグを5年ぶり(20回目)に制した。熱狂ムードに包まれた地元では「逃げ切り要員」として遠藤を高評価する声もあったが、一夜が明けるや、過酷な現実を突きつけられた。
現地メディア「90MIN」が「放出7選手リスト」に遠藤の名前を掲載、「スロット監督の下では完全に控え選手に限定され、オフにリバプールは新たな守備的MFの獲得に動き、遠藤にとっては終わりを意味するかも知れない」と報じたのだ。
「今シーズンは先発の機会が一度もなく、出場17試合でプレーの合計時間は154分。2試合のフル出場にも満たない。控えの中でも戦力外に近い立場だった」(サッカー関係者)
遠藤の放出はシーズン中から取り沙汰され、移籍先としてウォルバーハンプトン、イプスウィッチなど英プレミアの中堅クラブ、他に日本代表FW前田大然ら日本人選手の多いスコットランド1部のセルティックなどの名前が挙がっている。前出のサッカー関係者が続ける。
「最近になって有力視されているのが独1部への復帰話です。遠藤は2019年夏から4シーズン、独の古豪シュツットガルトに在籍。主将として奮闘したことで今でもドイツ国内での知名度は抜群です。同じドイツのフランクフルトが遠藤を高く評価し、既に周辺調査を終えているともっぱらです」(前出関係者)