“嫌われ”に悟りの境地 神田うのに「泉ピン子目指せ」の声
神田うの(41)が新著「女も“殿”であれ!」(講談社)を出版するのを機に、オリコンスタイルが神田にインタビューした内容が話題になっている。
特に注目なのは「嫌われ有名人ランキング」に20年間ずっと入っていることに関するくだり。若いころはバッシングへの対処に悩み、泣いた日々もあったそうだが、その後はあまり気にならなくなった。
つい最近も神田自身が出演する検証番組があったが、「20年間のランキングを見ていたら、その時期にワァーッて一瞬だけ話題になった女性がランクインしていて面白いですよ」と言える心境になったという。そこで、日刊ゲンダイも改めて“一瞬だけ話題になった”女優を、週刊文春の名物企画「嫌いな女優」から探してみると……。
04年のアンケートではさとう珠緒(1位)、05年には梨花(7位)、09年には道重さゆみ(10位)なんて名前が見つかった。みんな最近、見かけないなぁ。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「芸能人の好き嫌いって実は紙一重なんです。デビュー直後は松田聖子は“ウソ泣き”、山口百恵も“ツッパリ”で嫌われていました。嫌われるっていうことは目立っているということの裏返しでもあります。そのランキングにずっと入っているということは、タレントとして“何かを持っている”ということ。嫌われ女優の大御所といえば、泉ピン子や和田アキ子がいますが、うのチャンにはぜひ、“目指せ、ピン子”と言ってあげたいですね」
嫌われているうちが花……というわけだ。