連載小説<57> 目撃者の牧野詠子が図書館勤務なのは偶然か
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学近くで起きた爆発事件の捜査に追われていた。日本初の宗教的過激派のテロが疑われる中、監視カメラに映っていた人物を取り調べ、目撃者にも話を聴くが、未だ確証を得られないままだった。そんななか樋口は、元刑事の因幡と接触したが――。
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