SMAPの穴埋めに失敗し…史上最低“グダグダ紅白”の舞台裏

公開日: 更新日:

 ガッキーこと新垣結衣の「恋ダンス」もステージで実現せず、審査員席でのパフォーマンス止まり。これについてもNHKの調整不足という見方がある。放送関係者が言う。

「本来ならば、新垣を中心に主要キャストがステージ上で歌い踊るという企画が持ち上がったのが当初のプラン。石田ゆり子らにも出演を打診していたようです。ところが星野源が『体調不良』を理由にレコ大を辞退していて、これにTBS幹部が『体調不良でも紅白にはでるのか』と不快感を示した。新垣サイドも放送が終わったドラマの企画に協力する義理はないという判断だったようで、結果、あの中途半端なステージとなった」

 ポール・マッカートニーの録画でのサプライズ登場も、ポールがナマで歌うのが本来の企画だった。

「目玉なし紅白の目玉として、ポールやボブ・ディランに出演を持ち掛けているという話はある程度マスコミにも流れていました。しかしボブ・ディランは暖簾に腕押し、ポールサイドからは出演料として約5000万円という高額な数字を吹っかけられ、さすがにのめなかったという情報もある。それで頓挫しかけたところポールは今年来日公演を控えているため、その宣伝もあり“しゃべり”だけならとOKしたとか」(前出の放送関係者)

 史上最低のグダグダ紅白。舞台裏もグダグダだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が