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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

COWCOW、8.6秒も…“一発屋”が不倫で思い出される皮肉

公開日: 更新日:

 それにしても芸人はモテる。芸人になりたい動機を聞いたことがある。

「お金が稼げて、いい家に車。女性にもモテそうだから」と答える志望者もいた。徒弟制度で師匠に付き芸を学ぶ時代から、一発芸で芸能界を目指す時代ならではの動機だろう。また、「ピーク時には月収500万あった」といった話をするタレントが最近、増えている。本来、財布の中身を自ら話す芸能人は少ない。芸能関係者によれば「一時でも高額収入を明かすことで、新たな志望者を募る動機となることを考えているのでは」という。

 彼らを迎えるテレビ界もバラエティー番組が花盛り。ひな壇タレントを必要とする。チャンスを生かす門戸は広い。そこから生まれた芸人という名のタレントたち。坂上忍が自身の番組「バイキング」(フジテレビ系)で「この方、本当に芸人さんですか?」と口走ったのが、2人の芸能界での立ち位置、現状を物語っている。次は誰がドラマの主人公になるのか――。

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