低迷フジを救うのは誰だ 社長後継争いは“三つ巴”の戦いに

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 次の社長は誰なのか。フジテレビ局内はもっぱら、この話題で持ちきりだという。

 きっかけは発売中の「週刊現代」。現社長の亀山千広氏(60)の“後継”に、専務の遠藤龍之介氏(60)が内定したと報じている。

 遠藤氏の父親は作家の遠藤周作。フジでは主に広報畑を歩み、05年にライブドアによるニッポン放送買収騒動が起こった時、広報部長だった遠藤氏がマスコミ対策を取り仕切ったことで名をあげた。ジャニーズやナベプロなど大手芸能事務所のトップとも“ツーカー”の仲で、その人柄の良さから、社内外で評判の人物だという。

「週刊現代が発売された翌日、亀山社長が“謎の病欠”をしたんです。理由は腰痛というもの。その日は大事な会議があったにもかかわらずです。ある幹部は『このタイミングで休まれると困るんだよなあ』とぼやいていました。このまま社長交代となれば、『やはり亀山氏は失敗だった』と言われてしまう。数々のヒット作を飛ばしてきた亀山氏のプライドはズタズタです」(フジテレビ関係者)

■新体制で“亀山色”を一掃できるか

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