暴挙か快挙か…須藤凜々花の「結婚宣言」識者はこう見た

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「『女』である前に『アイドル』という役割を全うすることを望まれる、須藤さんの不憫さを感じました」と、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏はこう言う。

「恋愛禁止というルールがあるとはいえ、それはあくまでも暗黙であり、当事者であった元メンバーや現メンバー以外は、批判する資格はありません。それなのに、外野は彼女が『今までのAKBメンバーが守っていたものを壊した』とか『ファンを大事にしていない』と猛烈批判する。その頭ごなしに批判する空気に日本の『個人の幸せより役割を全うすること』を大事にする張り詰めた空気を感じました」

 芸能リポーターの城下尊之氏の見方はこうだ。

「インパクトは強かった。視聴率で見れば、瞬間風速のように上がるのが順位発表の場面でしたけれど、ある意味それを上回る瞬間になった。須藤さんだけで考えたのか、そうじゃなかったのかは分かりませんが、そうした結果も見通してのサプライズであったとすれば、演出として頭が良いと私は思います」

■「壮大なアイドルの実験場」という原点

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