広瀬すず1強に風穴 朝ドラ新ヒロイン永野芽郁の“可能性”

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 応募総数2366人の頂点に立ったシンデレラガールは、全身からみずみずしさをほとばしらせていた。18年度前期のNHK朝ドラ「半分、青い。」のヒロインに抜擢された女優・永野芽郁(17)。初の朝ドラオーディション、初の朝ドラ出演で見事にその座を射止めた。

 20日の記者発表会見では「まだ全然実感がなくて」と戸惑った様子も見せたが、「普段の自分に似ている。明るさには自信があります。自分が素のままで自由に演じられるのは、楡野鈴愛(役名)だけかもしれない」と力強く意気込んだのだった。

 大阪万博の翌年、1971年に岐阜で生まれ、片耳の聴覚を失いながらも七転び八起きの精神で生き抜く女性の半生を描く。脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品で、高3からアラフォーまで演じる永野。起用の決め手は主人公のキャラクターにぴったりの雰囲気を持つことに加え、「メークで顔立ちが変わる女優さんで10代も30代も演じられる。彼女を見るために毎朝、テレビの前に座ってもらえる作品にしたい」(制作統括の勝田夏子氏)と自信もうかがわせていた。

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