今井絵理子に松居一代…2017年を騒がせた女性芸能人たち
今年は女性が芸能メディアの主役だった。今井絵理子(34)、山尾志桜里(43)は国会議員ながら、話題になったのは共に不倫。井戸端会議の格好のネタとなったが、そこは議員サマ。かたくなに不倫関係を否定して議員の座を守り通した。
「バッジ外したらタダの人」と揶揄される世界。維持するのと失うのでは雲泥の差。必死にしがみつくさまがわかった。「溺れる者はワラをも掴む」
芸能界では女優の斉藤由貴(51)の不倫が大きな話題を集めた。医師との不倫報道を最初は否定したが、キスにパンツ写真まで出されては認めるしかない。来年の大河ドラマなどの仕事を自ら降板したが、先週末、映画の舞台挨拶に登場。「外していた結婚指輪をしていた。夫婦関係は良好」との指摘もあるが、世間の喧騒をよそに「そんなに慌てた様子はなかった」という話も聞く。
映画関係者によれば、「今が旬のベテラン女優ですし、どんな役でもこなせる貴重な存在。映画や舞台の世界は彼女をほっとかない。不倫は個人の問題で仕事には関係ない。むしろ、芸の幅を広げた」という。不倫が発覚して仕事を失ったおしゃべりタレントと違い、不倫も芸の肥やしとして消化できる女優は違うと、再認識する。「芸は身を助ける」