芸能界でも賛否 小泉今日子「不倫宣言」の狙いと向かい風

公開日: 更新日:

「豊原君に『あなたに任せるわよ』って。私たちの関係をはっきりさせましょうっていうのを突き付けたんじゃないか」

 小泉に続いて、豊原も会見で不倫関係を認めた。しかし、別居中の妻子との離婚協議について「どうこうはっきりということにはなってない」「石を投げるなら自分に」とも語り、小泉との再婚に向けて動いているわけでもない状況にあることも明かした。豊原との関係がこうした中途半端なものであることもはっきりさせたかったとすれば、小泉の狙い通りだったに違いない。

■所属事務所に迷惑はかけられない

 とはいえ、自身の発言が原因で向かい風を真っ向から受けて立つことになり、とりわけ主婦や同性からの批判が相次いでいるのである。もう小泉をかばう事務所もない。それでも良しとしているのだろうか。

 小泉を長く知る別の関係者はこう言っている。

「彼女は不倫公表について『人間としてのけじめ』と書いていたが、その思いの強さは確かに分かる。本人も認めている通り、デビューから36年、芸能界のドンの庇護があったからこその小泉今日子であり、半ば活動を休止していたときも毎月、サラリーマンの平均年収並みの給料をもらってきた。サラリーマンの12年分の年収が毎年、あったわけだ。当たり前だが、独立とともにそういう生活保障もなくなる。少なくとも、それを覚悟の上で行動に出たのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が