逆風なんの 斉藤由貴は不倫バッシングを糧に大女優へ進化
だが、斉藤サイドはそれを逆手に取るかのように家庭円満をアピールする作戦に打って出たのである。映画の舞台挨拶には左手薬指に指輪をつけて参加したり、インタビューでは娘の話をしたり。先月11日にゲスト出演した舞台「ショーガール」(三谷幸喜作・演出)にいたってはノリノリで――。
■会場もほぼ満員の入り
「狙ったのかウッカリなのか分かりませんが、お子さんの白い体育館履きで登場。斉藤さんはホテルの従業員役だったのですが、『仕事の前にウオーミングアップをしようと思って、玄関にあった子供の靴を履いてきちゃいました。私の足のサイズは24センチ、でも子供は25・5センチ!』などと叫んで足元をぶらつかせ、会場の笑いを誘っていました」(観客のひとり)
一部では、斉藤がゲスト出演する回はチケットが余っているという報道もあったが、会場のEXシアター六本木(座席数920)は平日昼の公演だったにもかかわらず、ほぼ満席だったという。三谷氏からは「天才コメディエンヌ」と称されるだけに面目躍如といったところだろう。そして、ここにきて完全に流れが変わりつつある。