桜田淳子に強力援軍か 35年ぶり新曲の裏に“大物作曲家”
桜田といえば、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者として知られ、信者であることが歌手活動再開のネックとみられている。脱会説もあるが、たとえそうであれ、それを公表していない現在、ニューアルバムを大々的にPRしていくのはレコード会社も難しいのだろう。
山口百恵、森昌子とともに「花の中3トリオ」と呼ばれた元アイドルも4月の誕生日で還暦。ある音楽ライターはこう言う。
「脱会したのかどうかは分かりませんが、やる気は十分、伝わってきます。たとえば、スタッフ。ボイストレーナーは日本を代表する男性シンガー・ソングライターと同郷で、一緒にバンドを結成していたこともあるA氏なんです。このバンド解散後は作曲家となって、多くのアイドル歌手に楽曲を提供する傍ら、音楽教室やスタジオ経営も手掛ける指導者として定評がある。アーティストの世界観を引き出し、個性を伸ばす指導力は相当なもので、そうした人物が近くにいることだけでも驚きます。桜田さんは新曲『ありがとうのかわりに』で初めて作曲に挑戦したとなっていますが、このA氏との共作で、相当、勉強したのだと思います。今後、そうやって学んだものを基に、A氏の指導でもっと活動していこうという考えが見えるようです」
桜田淳子は中2で出場したオーディション番組「スター誕生!」で当時の番組史上最高得点を叩き出し、芸能プロ25社から獲得したいとプラカードを挙げたことで知られている。当時ピカイチだった歌の才能は今も健在なのか。桜田本人の“肉声”が聞きたいところだ。