著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

絶世の美女にしてツンデレ おじさんには田中道子が必要だ

公開日: 更新日:

 剛力彩芽とZOZO前沢社長がくっつこうが離れようがどうでもいいのに、延々やり続けるワイドショーが鬱陶しい。そもそも剛力ときたらドラマの主役をしても、歌を出しても、結果はいまひとつ。それでもチャンスをもらい続けることが反感を買い、代表作は「ランチパック」と陰口を叩かれても、けなげに頑張る不憫な娘だった。

 所属するオスカープロは「国民的美少女コンテスト」で知られるが、実はそのコンテストで予選敗退している。それなのに「美少女コンテスト」にプレゼンターとして出なくてはいけない屈辱を味わっている。その剛力がやっと掴んだ幸せじゃないか。そりゃはしゃぎたくもなるだろうよ。

 でも、オスカーには逸材がいた。その名も田中道子

 名前だけなら昭和の地味な女性の印象だが、とんでもハップン(古い!)。身長172センチ、9頭身ボディー、「ミス・ワールド2013」の日本代表。16年「ドクターX~外科医・大門未知子~」で西田敏行演じる院長の秘書役でデビュー。大河ドラマ「西郷どん」にも品川宿の給仕・タマ役で出演し、あの美女は誰? と話題になった。現在「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)に出演。警視庁捜査1課刑事・板倉麻衣を演じている。マギーと並ぶとそのスタイルは際立ち、ツンデレキャラが似合う。菜々緒が一手に引き受けていたドSキャラのお株を奪えるんじゃないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方