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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

マラソンに賛否両論も…24時間テレビは注目され続けてこそ

公開日: 更新日:

 パターンを変えないフィナーレも名物番組に必要なものだが、外野は騒がしい。特に「感動をありがとう」と賛辞の言葉もあれば、「怪しい」と目を向ける者ありのマラソン。批判する者もそれだけ注目して見ているから人気番組になるのだが、かつて日テレの人気番組だったプロレス中継とかぶる。プロレスもジャイアント馬場らが出場するメインになると、ハラハラ時間を気にしたものだが、放送時間ギリギリになぜか馬場がホールして終わる。「スリーカウントが早い」などと批判の声もあったが、プロレスもマラソンもショーとして見れば、結末を見せてこそ番組は設立する。

 もう野暮なことなど言う余地はない。また来年、誰がマラソンかトライアスロンか、それとも別なものに挑戦するか楽しみは増した。賛否両論あれ、注目され続けて長寿番組となる。

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