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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

セクハラ規定に苦笑…オレが社員なら即日、クビにされるわ

公開日: 更新日:

 と言うと、彼らは、

「でしょ!」

 とハモって、

映画現場ハラスメントでしごかれたいです! もう会社勤めウンザリです」

 と、ため息交じりに笑った。

「職場で、人前での侮辱行為」はつぶさに報告され、総務部がすぐ調査する。「社員の服装に嫌みを言う」のさえパワハラだと。

 井筒組の制作担当者が下っ端に、

「このバカ、似合わないアバクロなんか着て歩くな。ロケ場の許可交渉で『お金がないんで、5万円で』と値切っても、足元見られるぞ!」

 と怒鳴れば、さあ、誰に報告されるんだか。飲み会の強要もダメらしい。

 なら、どうやって人間を知るんだろか。井筒組は、まず酒が飲めないと無意味な職場だが……。

 上司が「無理なノルマを課す」もダメ。それじゃ、仕事する気も起きないぞ。どんだけ暇な会社だ。

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