延命拒否し恋も卒業…秋野暢子62歳で終活宣言という生き方
「尊厳死協会への入会は、娘さんに迷惑をかけたくないという母心から。シングルであるということも、この決断につながったと明かされています。大相撲デートを楽しまれたお相手は髪をオールバックにした渋いミドルで、岩井俊二監督にどこか雰囲気が似ている。男女の関係ではないということですけど、いい雰囲気でしたし、秋野さんは魅力的でした。『まだまだ人生を楽しみたい』とご本人はお話しされています」
現在の生きがいとして、秋野が取り組んでいるのは、被災地の復興支援やボランティア活動。
「私はこれまでの人生、人さまにたくさんお世話になったので、少しでも社会に還元したい」との思いからだという。
「そのためにも、毎朝のジョギングを日課にしたり、特技の水泳などで、アクティブに過ごされている。仕事が中心だった時代からのシフトチェンジがとてもお上手に見えます。約170センチの長身は背筋がシャンとして、すてきなんです」(前出の青山氏)
終活はブームのようになっているが、どちらかというと女性の方が積極的らしい。芸能人でも財前直見(53)、山本陽子(76)らのように東京を離れてのシングルライフを明らかにしている者もいる。子どもがいれば、頼りにしたい。育ててやったのだから当然と思いがちだが、秋野らが実践しているのは、最期まで自立した生き方。立つ鳥跡を濁さずが、中高年の目指すべき現代のスタイルなのだろう。