口腔がんを告白 常に“元気印”堀ちえみさんの壮絶闘病人生
これはファン、とりわけ1980年代のアイドル時代から堀を見てきた中高年世代にも衝撃的だったに違いない。芸能リポーターの城下尊之氏が言う。
「堀ちえみさんは、元気印がトレードマークのような方。素直で一直線、裏表のない人物だということが取材のたびに伝わってきました。現在も大阪のMBSテレビの情報番組(『ちちんぷいぷい』)などにレギュラー出演されていたので、大病を患われ大手術に臨まれると伺っても、耳を疑ってしまいます。ファンも最初はキツネにつままれたような気持ちではないでしょうか」
常に「元気印」の堀さんはこれまでも度重なる試練を乗り越えてきた。2017年3月のブログでは、初期のリウマチと神経障害性疼痛を患い、投薬治療中であることを明かす。神経障害性疼痛はピリピリと電気が体に走るような痛みがあり、またリウマチの治療薬は服用するとしばらく横になるほど、気持ちが悪くなったという。18年5月には、テレビで「特発性大腿骨頭壊死症」を患っていると告白。堀はセラミック製の人工股関節を入れる手術を受けた。また、同年7月には自家用車の運転中、交差点で追突事故に遭い、頚椎捻挫のケガを負うなど不幸が続いた。