“肝っ玉母ちゃん”堀ちえみ デビュー35周年ライブに潜入
5年ぶりの単独ライブには700人ものファンが駆け付け、お祭り騒ぎとなった。
東京・品川ステラボールで昨20日、「Chiemi Hori 35thAnniversary Live~ちえみちゃん祭り2017~」を開催した、歌手の堀ちえみ(50)。
デビュー35周年の節目となる今年、一夜限りのライブを開催したのだが、会場は開演前からアラフィフ世代の熱気がムンムン。特攻服に身を包んだ親衛隊(写真)が「皆さん、応援お願いします!!」と呼びかけると一気に団結ムードが高まり、周囲を圧倒。特攻服のメンバーはデビュー当時からのファンだそうで、気さくに写真撮影にも応じていたが、さすが80年代トップアイドルの貫禄である。
■親衛隊が絶叫!
「ちえみちゃぁぁぁん!」という絶叫が会場内にこだまする中、白のミニスカドレスで颯爽と登場した今宵の主人公。
「皆さん、立ちっぱなしで大丈夫? トイレは我慢しないでね」と観客席をおもんぱかってスタートすると、ハイヒールで力強くリズムを取ったりスキップしたり、とにかくパワフル。観客とはあうんの呼吸でトークを展開し、「現役の頃よりバッチリ歌えてた!?」と投げかければ、「今の方がうまいよー」。「なんで(一度)引退したんだ!」と嘆かれれば、「ちょっと休ませてもらいたかったんだよぅ」。そんな本音のやりとりも長い歳月をともに歩んできた同士だからこそ成立するのだろう。