やさぐれ“オッサン歌手”を熱演…高橋和也が語る中年の心得

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「龍二はイケイケですからね。SNSとかが発達して本音でモノが言いにくいこの時代に、『俺は昭和の古くさい男だ』と自分のスタイルを変えない。痛快ですよね。でも実際はあんな人がいたら大変ですよ(笑い)」

 ――龍二役はいかがでしたか。

「僕自身も歌手ですから、龍二のメンタリティーはよく分かるんです。せっかく売れたCDが“鳥よけ”にされていたら(第6話)、歌手としてはショックですよ……」

■とにかく浮かれてはいけない

 ――「男闘呼組」解散後は俳優業でも、ご活躍されている高橋さんですが、ご自身はどんな修羅場をくぐり抜けてきましたか。

「まあ、いろんなことがありますよね……。とにかく“生き馬の目を抜く芸能界”ですから。まさに一寸先は闇というか、今日すごくうれしいことがあっても、明日は全く違う風が吹いてくる。今日仕事があっても、明日はなくなってしまうかも知れない。全く先の読めない業界ですからね」

 ――そうした中、「オッサンのポテンシャル」を維持していくためには、高橋さんとしては何が大切だと思われますか?

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