<上>ピエール瀧も新井浩文も“雲隠れ”は芸能界復帰を阻む

公開日: 更新日:

新井浩文さんも、ピエール瀧さんも、もっと人前に出るべきだと思います。ネットなんかいちいち気にしてはダメ。今以上に落ちることはないし、そのくらい腹くくっていないとね。外に出れば『捕まった美川よ』って耳に入ることもありました。世間に出ることによって反省することがあるし、しっかり受け止めることができて、復帰も更生も早い。ひとつのつまずきをバネにやり続ければいいんです。ショーケンだって実力があるから、ヤンチャがアダにもなっていますが、戻ることができたのは事実です。新井さんも役者として実力があるのだから、時間が経てば手を差し伸べてくれる人がいるはず。その時のために反省して待つべき。これからの生き方が問題だと思います」

(あすにつづく)

▽みかわ・けんいち 1946年、長野県生まれ。64年大映ニューフェースに合格、66年「柳ケ瀬ブルース」が120万枚を売り上げ、「新潟ブルース」「釧路の夜」「お金をちょうだい」「さそり座の女」など次々とヒットを記録。90年に金鳥「タンスにゴン」のCMのセリフ「もっと端っこ歩きなさいよ」がブームに。現在、新曲「愛染橋を渡ります」で全国キャンペーン中。

【連載】美川憲一 芸能界を叱る

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”