清水良太郎は覚醒剤…何が2世タレントをダメにするのか
「捕まってもいないのにこんな大騒ぎになって。本当に(賭博は)やっていないのに、それでこんなにも騒ぐのか。そもそも違法な店と知らず、(自分は)だまされている側。一番納得できないのは2世だからと。違う2世の人まで2世は甘いとか言われているけど、そんなの関係ないでしょ。親父と自分は違う」――。
覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された清水アキラの三男、タレントの清水良太郎は先月、TBS系のバラエティー「今夜解禁!ザ・因縁」で美川憲一(71)と対談した際、そんなご託を並べていた。
今年2月に違法賭博場への出入りが発覚。4カ月間謹慎したが、反省どころか、不満たらたら。その態度に業を煮やした美川が大麻所持で逮捕された自分の過去を引き合いに、「粋がってもいい。だけど信頼を取り戻すのは大変。変わらなかったらこの芸能界から消える」などと説教したが馬の耳に念仏だった。
■相次ぐ2世タレントの逮捕
2世タレントの覚醒剤事件は、故若山富三郎、故藤田まこと、故バーブ佐竹、三田佳子の子息など枚挙にいとまがなく、今年6月にも橋爪功の息子で俳優の橋爪遼が警視庁に逮捕されたばかり。美川が懺悔した大麻使用にいたっては挙げればきりがないほどだ。なぜ2世芸能人はこう揃いも揃ってダメ人間ばかりなのか。悪いのは親の教育なのか、本人の資質なのか、育った環境なのか、その全部なのか。