宮迫ら闇営業11人処分! 吉本興業「甘過ぎた認識」の代償

公開日: 更新日:

 反社会的勢力が主催するパーティーで闇営業を行っていた「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)、レイザーラモンHG(43)ら11人の芸人を活動停止と謹慎処分にしたことを24日、所属先の吉本興業が発表した。これまで否定してきた、金銭の授受については「受け取った事実があった」と同社が判断した。

 発端は、7日発売の「フライデー」(6月21日号)が、2014年末に、宮迫や田村らが特殊詐欺グループの忘年会に出席していたと報じたこと。事務所を通さずに直接ギャラを受け取る闇営業の実態と、反社会的勢力と芸人の交際が明るみになった。吉本興業は反社会的勢力と芸人らを仲介した「カラテカ」の入江慎也(42)をすぐに契約解除したが、フライデーに出席を報じられた宮迫、田村、レイザーラモンHGらは、なぜか処分していなかった。

 しかし、反社会勢力との交際が明るみになったことで、宮迫自身がMCを務めるバラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)にさっそく影響が出ていた。

「闇営業が報じられて6日後の13日の放送では、宮迫は通常通り出演していました。しかし、CMになると、いつも流れている三井住友銀行や、三菱UFJグループ『アコム』のCMが公益社団法人ACジャパンのCMに差し替わっていました。反社との交際に厳しい銀行系が、CMから一斉に手を引いたようですね。場合によっては、これから多額の違約金が発生する可能性もあります」(テレビ局関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」