“闇営業問題”泥沼化 スポンサー撤退にNHK調査開始の大混乱

公開日: 更新日:

 カラテカ入江慎也(42)らが反社会的勢力が主催するパーティーで「闇営業」をしていた問題。すでに入江は吉本興業を契約解除となっているが、騒動は収束の気配を見せず、ますます波紋が広がっている。

 パーティーに参加していた雨上がり決死隊宮迫博之(49)は、「ギャラはもらっていない」と釈明したが、同じ吉本興業所属のダウンタウン松本人志(55)はフジテレビ系「ワイドナショー」(9日放送)で、「(ノーギャラということは)正直、ないと思う。どういうふうに配分されたかは分からないけど」とコメントした。

 発売中の「FLASH」では、特殊詐欺グループの金庫番だったという男性が仲介役の入江の口座に300万円を振り込んだと証言。「100万円は宮迫のギャラ、30万円は入江の手数料、残りの170万円を他の芸人で分ける」と説明されたと言う。また入江らは、パーティーの主催者が特殊詐欺グループであることは知っていたはずだと証言した。

「芸人でも歌手でも、“直”と呼ばれる闇営業は広く存在します。例えば、事務所を通すと最低10万円からとなってしまうところを半額の5万円で受ける。通常、領収書のやりとりもないので、芸能人側にとっては事務所に取り分を抜かれることもないオイシイ仕事です。ギャラをもらってないワケはないですよ」(芸能プロ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に