沢尻エリカ“最短復帰”シナリオ もくろむは事務所と弁護士
次に、沢尻被告がいち早く出したコメントにも注目したい。
①多くの方々を裏切った後悔
②違法薬物と関わらないため人間を含めたつながりを一切断つ
③専門家の指導を受けて立ち直る
これは通常、裁判で反省と今後を語るところで発言すべき内容。おそらく弁護人の文章だろうが、型通りでツッコミようがないし、治療を受けるというのは裁判官へのアピールになる。大方は懲役1年6月、執行猶予3年と予想するが、これより軽くなる可能性はあるだろう。
所属事務所も「本人を更生させるための支援をする」とし、裁判の結果を見てから本人の処分を決めるとした。バックアップ体制を取るということは、彼女に女優を続ける道を残してやろうということ。大手の事務所だからこそできることでもあるだろう。
知り合いの映画プロデューサーは「今の彼女は怖くて使えません」と言いつつも、こう続ける。
「10年もクスリをやっていたと言われては、またやるかもしれないと不安になる。ただ、事務所が責任を持つと言ってくれれば、復帰映画の可能性は大きくなる」