田口淳之介被告の“法廷公開プロポーズ”を心理学者が分析

公開日: 更新日:

 大麻取締法違反の罪で起訴された元KAT―TUNの田口淳之介(33)と小嶺麗奈(38)両被告の初公判が11日、東京地裁で行われ、「交際を続けていきたいと思っています。続けられるなら結婚したいと思っています」と言う小嶺に、田口が「僕も彼女と一緒で、続けていきたいと思います」と証言台でプロポーズし、世間を唖然とさせた。

 カップルで逮捕された場合、薬物と交際の関係性が深く、薬物を断つために破局を約束することが一般的なだけに、異例の供述である。精神医学的には薬物依存度は低いというが、心理学者の富田隆氏はこう分析する。

「田口さんは心理学でいう“演技性性格”が強いと思われます。ドラマチックな行動に走りがちで、“恋愛における誠実さ”を声高に語って薬物を断てると主張する『論点のすり替え』はとても幼稚。法を犯したから逮捕されたという大前提を把握していません。つまり、土下座やプロポーズも悲劇の主人公を演じるためのパフォーマンスで、謝罪しているわけではないのです」

 供述では田口がKAT―TUNで活動していた頃を含めた10年前から大麻を使用していたことも明らかに。ジャニーズブランドに泥を塗るばかりか、当時一緒に活動していたメンバーも容認していたのかと問題は拡散。小嶺と田口の“共依存”関係も問題視されている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が