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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

沢尻エリカ“最短復帰”シナリオ もくろむは事務所と弁護士

公開日: 更新日:

 麻薬取締法違反の罪で起訴された沢尻エリカ被告(33)。起訴後の彼女と、彼女を取り巻く環境の動きを見ていると、これから先の彼女がどうなっていくのか、その姿が見えてきた。

 いや、ハッキリ言って「最短での芸能界復帰」を目指し、そのために逆算されていると言えそうだ。

 今月6日に起訴された沢尻被告は即日、保釈となり、東京湾岸警察署を出たのだが、当初は警察署を出る時に「報道陣に姿を見せる」という情報が所属事務所関係者から流れていた。しかし、沢尻被告は警察署内で車に乗り込み、後部座席をカーテンで覆っていたため姿を見ることはできなかった。そして、そのまま都内の病院に入院している。

 このところ、薬物で逮捕された芸能人は保釈の時点でカメラに向かって頭を下げ、謝罪の言葉や姿勢を見せるのが“通例”となっていた。ところが、彼女はまったく見せない作戦を取った。これは写真も映像も残させないという戦術だ。きちんとカメラの前で謝った方が謝意が伝わるという意見もあるが、頭を下げるシーンを撮らせたら、今後、何度もそのシーンが扱われ、印象が消えにくくなる。実際、沢尻被告の、有名になった「別に」発言は今でも何度も使用され、知らない人はいないほど。そういうことを避けたということだ。

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