来日イベントが続々中止に…新型コロナに頭を抱える映画界
すでに中国では、7万館あるとされる映画館の大半が閉鎖され、2月の上映作品が相次いで公開中止になっていると報じられている。感染拡大への不安が高まり、観客も大きく減少しているらしい。
韓国でも、今月1日からの2日間の映画観客数が計約82万人で、前週の週末2日間の約272万人の3分の1にも届かなかったとする映画振興委員会の発表が伝えられている。テレビ局のKBSは映画関係者の話として、「新型コロナウイルスが長期化すれば、影響を受けざるを得ないだろう」とのコメントを報じた。
日本では、公開中止などの決定はまだ発表されていない。しかし、中国映画の2本立てを上映中の都内映画館の混雑状況をHPで見ると、17日は月曜日ということもあってか、どの時間帯も「すいています」。アベ政府の無策によって、頭を抱えている映画関係者は少なくないに違いない。