円満退所の中居正広にはアイドル界のタブー破る革命も期待
タレントの独立は待遇問題などネガティブな話が付きまとう。退所者の多いジャニーズ事務所もしかり。これまで退所に際してはFAXによる報告でメディアに対応してきた。異例だったのは2年前の関ジャニ∞の渋谷すばるの脱退・退所会見。メンバーも同席しての会見は重い空気が漂い、後にメンバー間の確執なども報じられた。
独立を巡る負のイメージを払拭させたのが先日の中居正広(47)の会見だった。多くのメディアを入れて一応、NG質問なしのオープンな会見。自ら演出した会見の舞台に立つのも本人ひとり。バラエティーで鍛えたトーク術と間の取り方をいかんなく発揮した。
はしゃぎ方も演出の一環かどうかはわからないが、舞台が演出と演者がハマれば絶賛されるように、中居もメディアに大きく取り上げられ、「素晴らしかった」のコメントが続出した。
「ジャニーズの基本はファンに報告ですが、すでにアイドルを卒業している中居は“これからひとりでやっていきます。よろしく”と業界内に対しての挨拶も兼ねた会見だったと思う。会見で好感度も確実にアップ。今後の仕事につながった。“しっかり者”といわれているだけのことはある会見でした」(テレビ関係者)