中居正広「気持ち尊重」発言の意味…退所の真相はリストラ
「引き留められなかったですねえ。上から2~3番目に偉い人が、なんか芝居っぽく残念がってるみたいな」――。
2月21日に行われた元SMAP中居正広(47)のジャニーズ退所発表会見。長く同事務所を取材するベテランの担当記者が最も注目したのがこのコメントだった。昨年6月の事務所との話し合いで、ジャニーズ側から引き留められたかとの質問に、中居は笑いつつ否定した。
「僕自身の気持ちを尊重してくださいました」と中居は続けたが、「ものすごくシビアにいえば、ジャニーズにとって中居君はもはやお願いしてまで残ってもらいたいというタレントではないということでしょう」と、前出のベテラン記者はこう続ける。
「ジャニーズの主体事業はコンサート、舞台なんです。おなじ元SMAPでも、ソロでまたコンサートを再開したキムタクは夜の公演に昼から行列ができて、グッズが飛ぶように売れています。中居君は会見でも明言していましたけど、歌と踊りはマジで無理。ドラマや映画での演技も積極的ではなく、マイペースで、やりたいことしかやらないことで知られている。もちろんバラエティーのMCには定評がありますし、これまでのジャニーズへの貢献度は計り知れない。でも、彼をしても、将来的にはお荷物になりかねないリストラ候補だったのでしょう。常にスタッフを付けたり気を使わなきゃいけないし、この先も面倒見ていくのは大変。自分から辞めるなら引き留める理由はないというジャニーズ側の本音が垣間見えた気がします」