大泉洋の白組司会抜擢で描くNHKの戦略 紅白総合の後継者に
今年大晦日のNHK紅白歌合戦で白組司会に起用された俳優の大泉洋(47)。大泉が俳優だけでなく、バラエティータレントとしても超一流であることは誰もが認めるところだが、紅白の白組司会に決まった時はさすがに驚いた人もいたはずだ。
ただ、振り返ると、大泉のNHKへの貢献度はかなり高い。2010年の大河ドラマ「龍馬伝」、16年の「真田丸」などに出演し、18年からは音楽番組「SONGS」の“責任者”に就任している。そして、22年放送予定の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では「鎌倉殿」である源頼朝役を大泉が演じる。
「『鎌倉殿』の主演は小栗旬さんですが、鎌倉殿を演じる大泉さんのインパクトはかなり大きい。シリアスな役柄もコメディーもこなせるだけに、どんな頼朝になるのかを想像するだけで楽しくなります。当然、NHKも脇役というより、小栗さんと大泉さんのダブル主演と捉えているはずです」(芸能ライター・弘世一紀氏)