著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

板野友美もプロ野球選手と結婚 元AKBメンバーは今が充実期

公開日: 更新日:

 元AKB48板野友美が結婚した。相手は6歳下のヤクルト・高橋奎二投手。10日「アッコにおまかせ!」(TBS系)でのこと。和田から「今日はですね、なんとなんと十何年ぶりに、元神セブンのともちんが来てくれています。今新婚さんです」と紹介され、笑顔で会釈した。

 ご祝儀代で事務所の先輩・和田の番組に出演させてもらったが、卒業から8年、結婚でプロ野球選手の妻の肩書を手に入れたことだし、ここは世界が注目する大リーガー・田中将大の妻になった里田まいにあやかってぜひ、逆転ホームランを狙って欲しいもの。そこで元AKBの今を追ってみた。

指原莉乃にタブーなし

 バラエティーでは指原莉乃

 4日「真夜中の保健室」(日本テレビ系)で「(生理中は)全部がイヤになってワーッと暴れて、その時に付き合ってる人がいたら、その人にもビックリされちゃうくらい大暴れして……」と生理中の自身についてぶっちゃけた。

 指原にタブーなし。

 この飾らないトークがバラエティーで重宝されるゆえんだろう。

たかみなは若手のご意見番

 AKB48グループ初代総監督の高橋みなみも活躍中。

「いじめをノックアウト」(Eテレ)という中高生向けの道徳番組のMCや「バイキングMORE」(フジテレビ系)でのコメンテーターと若手ご意見番だ。かつて田原総一朗に「政治家に向いている」とお墨付きをもらったたかみな。

 気がつけば、元SPEED今井絵理子議員の後釜に収まっていたなんてことも?

川栄李奈は朝ドラのヒロイン

 ドラマに目を向けると映画に出演すれば女優賞受賞、昨年は朝ドラ「スカーレット」や「七人の秘書」(テレビ朝日系)で結果を残した大島優子もいるが、大化けしたのはやはり川栄李奈だ。

 今年後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のヒロインを勝ち取った。

 おバカキャラで目立っていたAKB時代からは想像もつかない活躍ぶりで、実力的にはナンバーワンかも。

松井玲奈のリアルなブチュー

 さらなる活躍を期待するのが松井玲奈。11日深夜スタートの「30禁 それは30歳未満お断りの恋。」(フジ系)でブチューッとエロさ全開、なまめかしいリアルなキスを披露した。

 朝ドラ「エール」ではヒロインの姉で軍人の妻を毅然と演じ、次はブチュー。そのギャップにやられた。

 元AKB48の強みは脇役もやれること。ドラマを面白くするのはむしろうまい脇役。アイドル時代はチヤホヤされていても、その神通力がいつまでも続くわけもなく、その後、腹を据えてやっていく覚悟があるかどうか。松井のブチューは覚悟のブチューだ。

 アイドルAKB48のメンバーは選抜選手権で勝ち負けを競う厳しい環境にいただけに、芸能界をしたたかに生き抜く術には長けているとみた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」