清原果耶の正念場に? 新ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」で“優等生”を脱皮できるか

公開日: 更新日:

 スポーツ紙芸能デスクも、こう口を揃える。

「正統派の朝ドラヒロインという印象で、老若男女、誰からも好かれるタイプですが、裏を返せば熱狂的なコアなファンもいないとも言えます。強烈な“磁力”みたいなものが感じられない。『ファイトソング』の評価も視聴率もそこそこだったことに、清原さんの“優等生感”が表れているように思います」

 新ドラマ「霊媒探偵」も、「クランクイン!」の「秋ドラマ人気投票」では10位とそこそこだった。要するに、視聴者の期待度が低いというわけで、清原は十分に人気女優なのだが、どうも視聴者を引きつける“毒”に欠ける印象はある。

「『霊媒探偵』はミステリーの賞を総なめにした同名小説が原作で、お話の面白さは“お墨つき”です。霊媒みたいな役柄は演技力がないとコントになりかねませんが、清原さんはもちろん、共演も瀬戸康史さんに小芝風花さんと演技力に定評がある役者が揃っている。期待度が低いぶん、逆に《意外と面白い》《やはりうまい》などと評価を急上昇させるチャンスじゃないですかね」(テレビ誌ライター)

 原作のファンから《イメージと違う》なんて批判が上がる可能性もあるが、賛否両論、アンチがいてこそスターだ。優等生の清原が、いろんな意味でひと皮むける“正念場”になるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」