眞子さんの差配通りにやって年収2000万円の弁護士になる小室圭さん

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 10月21日、ニューヨーク州の司法試験委員会が公表した合格リストに「KOMURO,KEI」の名前があった。これで秋篠宮家も宮内庁もほっとしたことだろう。その直後に宮内庁次長が定例会見で、「これまでの努力が結果に結び付いたということだと思う」と語ったが、これまでの経緯を振り返れば、確かに小室さんの「努力」の成果と言えるかもしれない。

 眞子さんと小室圭さんの婚約が内定したのは今から5年前だが、その直後に小室家の金銭トラブルが発覚して2人の結婚は膠着状態に陥った。翌年に宮内庁は結婚延期を発表し、その年の夏に小室さんは弁護士資格の取得のために渡米する。国際基督教大(ICU)で法律を勉強したわけでもないのに、いきなりアメリカで弁護士になろうとしたのは眞子さんの差配だったそうだが、そんな無理難題をよく引き受けたものである。それはともかく、入学したフォーダム大学では「優秀な学生だということで、大学は返済不要の奨学金を出して高額な授業料を免除してもらった」(皇室ジャーナリスト)という。

 ところが2021年7月の試験は不合格。さらに今年の2月に再チャレンジしたがこれも不合格。「あれ? 優秀だからって奨学金をもらったのに2回も不合格?」といった声が上がった。3回目も厳しいのではないかといわれ、実際に「不合格濃厚」の空気が宮内庁関係者の間でも流れていたという。ところが、開けてみたら合格だったのである。大方の予想を裏切って見事に弁護士資格を得たというわけだ。

■それでも評価が上がらないが、これ以上は下がらない

 ただ、合格発表の前後に不思議なことがあったと関係者は言う。

「合否の発表が21日だったのですが、その3日ほど前に小室さんが勤務している法律事務所のウェブサイトに『Kei Komuro Law Clerk』(法務助手)と、名前と肩書が顔写真付きで掲載されたんです。それまで顔写真は載せていませんでした。通常、アメリカで2回も試験に落ちたら法律事務所はクビです。考えられる理由の一つは、元内親王の夫として価値があると事務所が認めた可能性があります。妻が元内親王なら企業も関心を向けるはずです。もう一つは、3回目の発表前に合格することを知っていたとも考えられます。不思議ですね。結婚1周年の直前というのも気になります」

 経緯はともかく、来年から正式にニューヨーク州で弁護士として活動できるようになるのだから、これまで内親王は無職の男と結婚したなどと、世間はさんざん小室さんを「ヒモ」扱いしてきたが、これでやっと体裁が整って人並みの結婚生活がスタートできるというわけだ。年収も15万ドル(約2200万円)ぐらいにはなるだろうといわれている。眞子さんと小室さんが住む賃貸マンションの家賃は1LDKで約5000ドルといわれるから、この年収なら小室さんが支払うことも可能だ。

 小室さんが、まさかのニューヨーク州司法試験に合格したことで、これまでバッシングしてきたネット住民は困っているかもしれない。なにしろ元内親王の夫が弁護士になった例はないはずで、今後は小室さんをクソミソにけなすような論調は減るだろう。では、小室さんを再評価するかといえば、そうはならないという。皇室記者は、「これ以上は悪化しないだけで、評価が高くなることはない」と言ったが、それにしてもなぜ小室圭さんは嫌われるのだろうか。 (つづく)


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