東国原英夫氏が帰る場所はバラエティー?宮崎県知事選“投げやり敗戦の弁”に古市憲寿氏も苦言
「はたから見ると分からないけれども、23万人の方が大丈夫かなって託した。その意味ってすごく大きいと思う」と古市氏は知名度などへの評価もした。
■「私はスポーツマンなので、これでノーサイド」
ただ、敗戦の弁はいただけないと付け加えた。
「私はスポーツマンなので、これでノーサイド。みなさんは現職と力を合わせ、宮崎を元気にするよう一丸となってください」
翌日のSNSでも「全ては私の力不足で、大変申し訳有りませんでした」などとした上で、「感謝を申し上げます!本当に有難う御座いました!」と締めくくった。
古市氏は「最後の挨拶で、あとは頑張ってくれみたいなことはちょっと引っかかる。むしろ宮崎にとどまって、もっと宮崎のことを盛り上げてくれてもいいんじゃないのかな」とコメントしたが、東国原氏に投じた有権者たちも、これにはうなずいたのではないか。
「先の逗子市長選もそうでしたが、元職が返り咲きを狙っても、まずうまくいかない。それでも、自分ならばと自信があったのか分かりませんが、ノリや勢いで出ていったようにも見えてしまう。だからこそ、落選にも大して落ち込まず、すぐにもう終わったことにできてしまう。これはタレントならではということなのでしょうか」(政界関係者)
帰る場所は座り慣れたバラエティーのひな壇となるのだろうか。オファーがあれば、の話だが。