「笑点」大喜利新メンバー発表迫る 日テレの人選は視聴率優先か、亡き円楽さんへの義理か
「木久扇は視聴者から見ていても痛々しいという声が上がっていて、年齢や体の状態からもここらが潮時。木久扇が降板するとなると円楽さんと合わせて2枠が空くことになる。そこで、一昨年の12月に大喜利メンバーから降板した林家三平(52)の返り咲きが急浮上したんです」と話すのは、前出の演芸ライター。
円楽さんは降板した三平について、「落語が下手な上に大喜利でも使いものにならない」と酷評していたものの、その一方で三平の将来について気遣っていたことから、三平の返り咲き説に拍車をかけた。
「昨年8月に闘病から高座に復帰しました円楽さんでしたが、笑点には復帰できないと覚悟していたようで、親しい関係者に、自分の後継者に五代目圓楽一門会の中堅真打ちの三遊亭兼好(52)と三遊亭萬橘(43)の2人を指名していたといいます。大喜利のレギュラーになれば、一門の落語会は安泰です。円楽さんは一門の将来について常に考えてましたからね。日テレも円楽さんの“遺言”は無視できないと思いますよ」(席亭関係者)
円楽の後釜には、視聴率が取れる人気落語家が選ばれるのか。それとも、一門からメンバーを選ぶことで円楽さんへの義理を果たすのか。日テレの決断に注目したい。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)