バカリズム「ブラッシュアップライフ」高評価の当然 大物芸人も感服する《寸暇を惜しむ仕事量》
バカリズム(47)が脚本を手掛けるドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)が、民放見逃し配信「TVer」で累計再生回数2000万回を突破(2月20日時点)し話題になっている。
主演の安藤サクラ(37)が人生を何度もゼロからやり直すタイムリープヒューマンコメディーで、2月19日の最新話までツイッターの日本トレンドで連続1位の記録を更新中。TVerのお気に入り登録者数は107.7万人まで伸びている。
■視聴者からの共感が人気
人気の理由は、やや食傷気味になりつつあるタイムループというジャンルを、バカリズムならではの視点で日常に近づけ、視聴者から「あるある」と共感を得られている点だ。初めて連ドラの脚本を担当した14年のドラマ「素敵な選TAXI」(カンテレ・フジテレビ系)から頭角を現し、同作は、テレビドラマの優れた脚本家に顕彰される「市川森一脚本賞」奨励賞を受賞。
脚本家としてロケットスタートし、翌15年以降は連ドラ、単発作品、映画、ゲームアプリなどを常に同時執筆する超売れっ子に。原案提供としても健筆を振るった。17年に放送されたドラマ「架空OL日記」(読売テレビ・日テレ系)では、「第36回向田邦子賞」を受賞。手掛けた作品にはほぼ俳優として出演もしている。